湖南省双峰県では豪雨が原因で山崩れが発生し、人家1棟が倒壊して4人が死亡した。
2日12時20分ごろ、湖南省婁底市双峰県石牛郷山口村で山崩れが発生し、住民の住宅1棟が倒壊した。同村に出向していた郷鎮幹部の彭志炬氏、村支部書記の李三覚氏、党員の張集庄氏の3人が住民の張応理さんを避難させている時に山崩れにのみこまれた。
災害の発生後、双峰県の幹部は速やかに現場に到着し、装備と消防、武装警察、民兵、医療関係者を調達して救助を開始、また山崩れの被害に遭う恐れのある他の住民を避難させた。
山崩れに巻き込まれた李三覚氏、張集庄氏、張応理氏、彭志炬氏の4人の遺体は午後5時ごろ発見され、善後処理が行われている。
現地気象台によると、双峰県は2日、豪雨に見まわれ、県全体の平均降水量は約100ミリを記録している。同県石牛郷の降水量は150ミリで、婁底市で降水量が最大の郷鎮だった。
「人民網日本語版」2009年7月3日