ホーム>>社会>>社会ニュース
最大の気象災害防止軽減キャンペーン始動
発信時間: 2009-07-06 | チャイナネット

「2009年気象災害防止軽減キャンペーン・ボランティアツアー」が5日、成都でスタートした。同キャンペーンの目的は、気象災害防止・軽減に対する国民の意識と能力の全面的向上にあり、参加者数・対象地域・規模ともに国内気象事業史過去最大のボランティアによる気象災害防止軽減キャンペーンだ。

総勢約2千人の大学生ボランティアと気象専門家が、全国31省・自治区・市に分散して赴き、気象に関する現地住民の疑問に答え、気象災害の予報警告や予防知識を各家庭に普及させる。

成都信息(情報)工学院の周定文院長によると、「2009年気象災害防止軽減キャンペーン・ボランティアツアー」のボランティア約2千人は、北京大学、四川大学、蘭州大学、中山大学、南京大学、成都信息工程学院、雲南大学、南京信息工程大学の8大学に在籍している、雷・稲光科学技術や大気測定を専門とする教師と学生という。ボランティアは200チームに分かれ、資料70万組を携え、中国気象災害予防事業が最も立ち遅れており、最も必要とされる地域のひとつである農村をターゲットとして、1カ月間にわたり、コミュニティ、工場、学校などに深く入り、気象に関する科学普及宣伝や調査研究活動を広く繰り広げる。

キャンペーン隊各チームは、担当地域の自然災害の特徴を把握した上で、写真展、科学教育映画、知識講座など、分かりやすい様々な方法によって、頻発する自然災害の早期警報・予防知識を現地住民に効果的に普及する。また、社会各分野での気象に対する住民の知識・理解の普及情況や学校、企業など各機関の防災意識や具体的な予防措置を十分に調べ、掌握する。さらに、農村に深く入り込み、極限に達しつつある各種気候変動が農村の生産活動や生活に及ぼす影響について調査を進める。

「人民網日本語版」2009年7月6日

  関連記事
  同コラムの最新記事

· 新疆のヌル・ベクリ主席、暴動事件について語る

· ウルムチ 破壊・放火重大暴力事件が発生

· 中央政府、洪水被災地に緊急資金1億元超を拠出

· 広西柳州 20年に一度の増水を無事にしのぐ

· 「愉快なバス待合所」が北京に登場