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中国初の外国人女性機長が誕生
発信時間: 2009-07-07 | チャイナネット

中国の民間航空機の機長にまもなく外国人女性が加わる。この女性機長の名前はマラニさん。深セン航空会社の機長試験に合格し、晴れて中国初の外国人女性機長となった。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

深セン航空の李択源顧問は7日、デンマーク出身のマラニさんは今年2月に採用試験に合格し、同社に入社したと紹介。彼女は主に新世代のボーイング737型機の運転経験が豊富な機長で、総飛行時間は8000時間を超え、機長としての飛行時間は5000時間近くにおよぶ。中国人機長の飛行時間が毎年平均約600時間だとすると、彼女は十数年の飛行経験があることになる。深セン航空はすでにマラニさんと3年間の労働契約を結んだ。

李顧問によると、深セン航空は02年にどこよりも先駆けて外国人パイロットを採用。今では70人余りの外国人パイロットが在籍し、今後2年間でさらに100人以上にまで拡大する予定だ。中国国内のパイロットは相対的に不足しているため、同社では外国人機長を公開募集し、基準を満たす機長であれば、国籍を問わず歓迎する方針を取っている。

深セン航空には現在、機長3人と副操縦士2人の5人の女性パイロットがいるが、マラニさんが加わることによって女性パイロットが6人になる。

「人民網日本語版」2009年7月7日

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