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WHO「新型インフル流行拡大は不可避」
発信時間: 2009-07-15 | チャイナネット

WHO(世界保健機構)当局者は13日、現在の全世界での新型インフルエンザ流行状況を「阻止不可能」を述べた上で、全世界の各製薬メーカーのワクチンの研究開発に対し支持を表明、各国が全力でワクチンを入手できるルート確保を促進するとした。

「新型インフルエンザの流行拡大はもはや阻止できない。どの国でもワクチン入手ルートが必要である」。WHOワクチン研究開発責任者のマリー・ポール・キーニー氏は13日、免疫専門家戦略顧問チームフォーラムの席上、記者に対してこのように語った。

現時点で、新型インフルエンザは全世界で依然流行拡大のすう勢を呈している。13日だけでも、多くの国で新たに増加した新型インフルエンザ患者例および死亡例が報告されており、うち英国、ブラジル、コロンビア、メキシコ、フィリピン、タイで死者12人が確認されている。

「人民網日本語版」2009年7月15日

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