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香港で新型インフルエンザによる初の死者 |
発信時間: 2009-07-17 | チャイナネット |
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記者会見で死亡した患者の情況を説明する香港特区政府衛生防護センターの曾浩輝総監督(7月16日) 16日の香港特区政府衛生防護センターの発表によると、10日に死亡した42歳のフィリピン籍の男性は、15日夜のさらなる検査で新型インフルエンザの陽性反応が出ていたことが分かった。香港での初の新型インフルエンザに関連する死亡者となったこの男性は、その前に地域型の耐薬性黄色ブドウ球菌に感染していたことも確認されている。 香港特区政府衛生防護センターの曾浩輝総監督は16日の記者会見で、「亡くなったこの男性は、検査で2つのウィルスに感染しており、死亡原因は更に化学分析する必要がある。現在の時点で、新型インフルエンザウィルスの感染が死亡原因であることは排除できない」と強調した。 この42歳のフィリピン籍の船員は、6月28日にフィリピンから空路、香港に到着、そのあと貨物船で働き、6月30日に香港からを離れた。今月3日に発熱や咳などの病状が現れたため、8日に香港に戻り病院で治療を受けるが、その時に肺炎が見つかり、続いて呼吸の衰弱が現れて、応急措置の甲斐なく10日に死亡した。 「チャイナネット」 2009年7月17日
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