慈善晩餐会であいさつするブライアント選手（7月27日）

中国宋慶齢基金会コービー中国基金の義捐金を募集する慈善晩餐会が27日夜に開催され、多数の企業の寄付で義捐金4200万元が集まった。コービー中国基金は、まず去年に発生した四川大地震の被災地の子供たちに500万元を提供し、文化やスポーツ活動を援助すると発表した。　

米国NBAのコービー・ブライアント選手は、バスケットに精力を注ぐだけでなく、中米両国の文化やスポーツの交流活動にも非常に熱心で、積極的に公共事業に身を投じている。

中国宋慶齢基金会とコービー・ブライアント家族基金会は6月30日に取り決めに署名し、正式にコービー中国基金が設立した。　

コービー中国基金は、中米両国の子供たち、特に中国の貧困地区と米国の低収入世帯の子供の教育やスポーツ、文化、芸術などの分野での交流や付き合いを実現し、理解を促し相互に尊重して、寛容な受け入れを援助する。

また中国の低収入世帯の子供たちが、整った教育を受けることができるという望みの実現を助け、中国の条件のある都市と農村にバスケットボールの学校を建設するために資金を出すなど、中国のバスケットボール事業の発展を推進する。　

中国で最初に設立された中国宋慶齢基金会は、ここ数年、多くの分野で慈善事業を展開しており、影響力がある公共事業には、未来プロジェクトである大学生奨学金事業や宋慶齢少年児童発明賞、宋慶齢小児科医学賞などがある。