フランスのマジシャンによるステージマジック（7月27日）

マジック協会国際連合の第24回世界マジック大会に参加したマジシャンたちが、27日から北京でマジックの競技を始めた。今大会には約100のステージマジックとクローズアップマジックのプログラムが参加し、4舞台のステージマジックと3舞台のクローズアップマジックで競技が繰り広げられる。

2009年北京世界マジック大会が26日に北京で開幕し、開幕式には全国人民代表大会常務委員会の陳至立副委員長、全国政治協商会議副主席で中国文学芸術界連合会（中国文連）の孫家正主席が出席した。

マジック協会国際連合は成立してから60年以上になるが、発展途上国で行われる大会としては今回の北京世界マジック大会が初めて。主催は文化部、中国文連、北京市人民政府、実施機関は中国曲芸家協会、北京市委員会宣伝部、北京市文化局で、準備には3年が費やされた。

66の国と地域から2500人が参加した今大会は、マジック協会国際連合の手配により、26日から31日までの6日間、合わせて100のステージマジックとクローズアップマジックが参加する。ステージマジックは4舞台、クローズアップマジックは3舞台で、世界的な10人のマジシャンによる14回のマジック講座も行われる予定になっている。

その他にも大会期間中には、世界24の国と地域の70社のマジック用品業者が世界最新のマジック用品や書類、DVDなどを出品。また中国マジックの悠久の歴史や発展の様子を紹介した中国マジックの写真展も開かれ、米国のマジシャンであるロコ・シラノ氏のワンマンショーも開催される。