閉幕式でチベットの地方劇を演じる人たち（8月26日）

閉幕式でチベットの地方劇を演じる人たち（8月26日）

チベット自治区の伝統的な祭りである雪頓節が26日に閉幕した。「雪頓」の本来の意味は「ヨーグルトの宴」で、雪頓節がラサ地区の民間の祝日になってから300年余り経つ。

最初は僧侶たちが夏に屋内に閉じこもって修行をしたあと、庶民たちと初秋の美しい景色と豊作の美食を楽しむ集まりだった。その後、寺院でめったに見ることができない釈迦が描かれた巨大な布製の仏画を展示する儀式が祭りとなったのを発端に、チベットの地方劇など、特徴的な民俗文化の活動が祭りのメインになった。

雪頓節は「展仏節」「チベット地方劇節」とも呼ばれ、チベット暦の新年に次いで盛大な行事である。