河南省新安県第三高級中学校で新型インフルエンザの集団感染が発生し、30日午後までに80人の学生の感染が確認された。29日はわずか8人だった。

洛陽市衛生局は60人による疾病予防抑制専門家グループと臨床治療技術サポート専門家グループを成立し、河南省疾病予防抑制センターと医療専門家の指導のもと、全面的に予防と抑制、患者の治療を展開、学校でも徹底的な消毒が行われた。現在のところ各予防と治療は科学的に行われており、秩序よく展開している。

世界保健機関（WHO）は最近、世界各国に新型インフルエンザに対しての監視と抑制を引き続き強化するよう注意を促し、北半球の各国には、現在の感染状況では多くの国で多数の人たちが感染しやすいことから、世界的大流行の第2波に向けて準備を整えるよう勧告した。

蘭州の私立中学校で26人が感染

蘭州市のある私立中学校でも集団感染が発生し、30日15時まで26人の生徒の感染が確認された。

甘粛省衛生庁が30日に発表した情報によると、今回の感染はこの学校に通う1人の生徒が夏休みに他の場所に旅行し、学校に戻った数日後に新型インフルエンザの症状が現れ、続いて他の学生に感染したという。

衛生部門は、患者はすでに指定病院で隔離治療を受けており、現在、接触者を追跡しているとしている。

｢チャイナネット｣　2009年8月30日