ホーム |
中国北部、豪雪による被害が深刻 |
発信時間: 2009-12-22 | チャイナネット |
|
中国の一部地域ではここ数日、2度にわたって稀に見る豪雪に見舞われた。北部地域では、雪害による直接的な経済損失が約70億元に達した。中央の各関連部門は緊急マニュアルと予備案を発動し、防災に努めている。また、各保険会社も、雪害に関連する各賠償請求処理のサポートに向け、迅速な行動を開始している。 11月以降、強い寒気が西北、華北、東北を直撃し、その後黄河・淮河一帯に到達した。これまでに湖北、湖南、安徽、江蘇の各省で広範囲にわたって大雪となり、一部では豪雪に見舞われた。 15日14時までの統計によると、北部地域における11月9日以降の降雪で、河北、山西、山東、河南、湖北、陝西、新疆、寧夏の8省(自治区)で962万2千人が被害を受け、32人が死亡(交通事故を含まない)、16万6千人が避難した。また、農作物295万3千ヘクタールが被害を受け、家屋1万5千棟が倒壊、雪害による直接的な経済損失は69億6千万元に達した。 国家減災委員会、民政部はすでに国家三級救災緊急対策を発動、雪で身動きの取れない各地の人々に食品、飲用水、毛布、掛け布団などの生活物資を迅速に届けるよう要求している。また、山西、河北の被害が深刻な地域には救災チームを派遣、被害状況を調査し、被災者を慰問し、救災活動の指導を行っている。 天津、瀋陽、鄭州、武漢にある中央救災物資の備蓄庫は通知を受けて直ちに当直人員を強化、緊急の救災物資移動に向けた各準備業務を実施し、綿入りコート、布団などの物資をただちに被災地に送ることができるよう確保した。 「人民網日本語版」2009年11月18日
|
|