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新居で春節を 四川大地震の被災地・綿陽市安県
発信時間: 2010-02-11 | チャイナネット
灯ろうを吊るし「春聯」を貼って春節の準備をしている安県黄土鎮柴育村7组の申忠明さん一家


四川大地震が発生したのは2008年5月12日。この地震で被害を受けた四川省の人たちは、2度目の春節をどのように迎えようとしているのだろうか。訪れた四川省綿陽市の安県では、年越し用品を買い求める人の姿や、干した肉の燻製、吊るされた灯ろう、家の門の両側に張られた「春聯」などがいたる所で見られ、とても穏やかで落ち着いた雰囲気だった。今までと違う点とといえば、住む家が新しくなったことと、新しくなることを望んでいたということだろうか。

こうした新しい住居は、地震で家屋が倒壊あるいはひどく損壊し、住む家がなくなったり住めなくなった農家が建てたもので、各世帯に支給された1万6000元から2万2000元の国の補助金以外は、銀行に低金利ローンを申請して資金を集めた。

安県花荄鎮の前進村に住む張世明さんは新居に引っ越してからの様子をこう話す。「住環境が大いに改善され、気分もかなりすっきりしました。ローンのことは少し心配ですが、被災地の復興で求人数も増え、息子と嫁もこの近所の工事現場で仕事を見つけました。収入源が確保されていれば、生活していても希望が持てますから」

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