大地震から2年 四川農村住宅145万戸の再建完成

タグ: 四川省 ,大地震

発信時間: 2010-05-10 14:55:45 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

2008年5月12日に四川省ブン川県で発生したマグニチュード8.0の特大地震によって、四川被災地の農村住宅は壊滅的なダメージを受けた。1千万人以上の農民が帰る家を失った上、余震などの影響で、四川省で再建が必要な農村住宅は計145万戸以上にのぼった。

四川省政府が8日に発表した最新統計データによると、全省で再建が必要と認定された農村の恒久住宅126万3千戸は、昨年末の時点でほぼ全て完成した。余震などによって新たに増加した再建が必要な農村住宅19万6千万戸は、99%竣工した。

ブン川地震から間もなく丸2年が経とうとしている。被災地の農村住宅145万数戸の再建がほぼ完成した。この再建スピードこそ、「人を基本とし、人民生活を優先する」被災後の再建作業を最も如実に証明したものといえよう。

あるネットユーザは、被災後の再建について、「四川被災地で今、最も綺麗な建物は農村住宅で、最も安全な建物は校舎で、最も近代的な建物は病院で、最も満足しているのは現地の住民です」と評価している。かつては一面廃墟と化した、ブン川、青川、北川など各地の平地や山間部に、1軒ごと、1列ごとに各自特色を備えた新しい農村住宅が出来上がった。それらはまるで、力強く「生長」した若々しい青草のように、静かで凛とした美しい光景だ。

四川被災地の農村住宅再建は、単なる現状回復ではないことはさらに重要なポイントで、農村建設において初めて、広面積での計画が導入された。社会主義新農村の建設を適宜取り入れ、抗震防災基準などのハードウエア施設のみならず、風采や品位などソフトウエア環境面でも、震災前とはうって変わり、まるで別人のような進化を遂げた。

「人民網日本語版」2010年5月10日

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。