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母を連れて通学「80後」の女子大生
発信時間: 2011-06-29 | チャイナネット

 

22歳の馬樹芝さんは延安大学の漢語言文学とジャーナリズム学院の三年生である。一年前彼女の母親は脳血栓で行動が覚束なくなり、自立して生活することが難しくなった。父親は畑仕事のほかにもアルバイトもしており、妹はまだ小さいため、馬樹芝さんは母と妹を吉林省の故郷から延安に連れてきて一緒に生活することにした。お金を節約するため、3人は延安大学から離れた民家を借りて生活している。毎朝6時、馬樹芝さんは起きて母と妹の世話をしてから学校へ向かう。母親が行方不明になったことがあるため、授業が終わるとすぐに家へ帰り母親の世話をし、食事を用意する。時々、母親のリハビリのため、母を連れて散歩もする。そうしたすべてをやり終えてやっと彼女は勉強できる。馬樹芝さんの父親の収入はかなり不安定で、毎月多くて1000元を送金してくれるが、時々送金がない時もあり、3人の生活費用と母親の医療費を支払うことができない。もうすぐ四年生になる馬樹芝さんは、かつて大学院への進学も考えていたが、家庭の事情から、卒業後は仕事を探し母親と妹を扶養すると決めている。

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