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高速道路重大事故 身元不明35体 DNA鑑定も
発信時間: 2011-07-25 | チャイナネット

 

北京から広州、珠海を結ぶ京珠高速道路で、7月22日明け方、大型バスが交通事故を起し、炎上した。24日夜までで死者は41人に達し、35人が行方不明となっている。行方不明者の約100人の家族は事故現場の河南省の信陽に駆けつけ、情報を登録、血液・DNA鑑定を行っている。

信陽市のあるホテルの前で、乱れた髪の女性が記者に訴えてきた。彼女の息子が今年3月から威海でアルバイトを始めていたが、7月21日に電話で連絡があり、実家に戻って結婚の相談をしたいといってきた。翌日の8時に到着するはずがずっと帰ってこなかった。大型バスの交通事故発生のニュースを聞き、息子がこのバスに乗っていたのではないかと思い、湖北省の孝感から信陽市まで駆けつけてきたという。息子を見つけるために血液の検査を行ったという。

信陽市公安局事故登録チームのある関連者によれば、採録したDNA情報は市公安局刑事部によって分析し、できるだけ早く結果を死者の家族に通知する予定だ。この作業はとても複雑で、両親、兄弟姉妹、子供の血液を採取して比較することでのみ鑑定できる。だが、現在、登録されている家族の申請した死亡者数は、実際に亡くなった人数より多いという。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年7月25日

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