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自然をありのままに記録 IBE撮影家の野外調査
発信時間: 2011-11-16 | チャイナネット

 

カメラマンの范毅氏は氷河を撮影中に一頭のヤクに出くわした

チベット自治区・巴松措(パソンツォ)の生物多様性映像調査の秋季調査活動が11月1日から行われている。北京、四川、雲南などから訪れた生物多様性映像調査所(IBE:Images Biodiversity Expedition)の生態を専門とするカメラマンは、20日あまりにわたって巴松措とその周辺の生物多様性を映像で記録、評価し、特殊生物と絶滅危惧種の分布範囲と生態環境を調査している。

野外調査において、カメラマンは人が滅多に行くことのない地域で最も原始的な自然に触れることができる。詩の世界のような場所で生活する彼らは、重い撮影機材を担いで厳しい天候の中を旅し、野宿し、待ち続ける。一体何がカメラマンを苦労にもめげず、荒野へと進めているのだろうか。「職業倫理のほか、自然には常に独特の美と存在価値があり、このような美を多くの人に知ってもらいたいと思っている。映像で生物多様性を記録するという方法はありのままの姿を客観的に捉えることができ、伝達も容易だ。また人々の自然に対する関心と理解を深めることもでき、自然保護に役立つ」と、IBE責任者の徐健氏は語った。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年11月16日

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