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東京の中国茶芸教室 |
発信時間: 2012-05-14 | チャイナネット |
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毎月第2土曜日の午後、高級茶芸師の池内さんが講師を務める中国茶芸教室は、東京の恵比寿駅近くにある中華料理店「ちょもらんま酒場」で開かれる。生徒たちは熱気の溢れる雰囲気の中で優美な中国茶芸の実演を観賞し、中国茶を味わいながら、広く深い中国茶の文化を学ぶことができる。 41歳の池内さんはすでに60回以上も中国を訪問し、中国の銘茶の産地はほぼ行き尽くした。彼女は中国労働和社会保障部が認定する高級茶芸師で、中国茶葉流通協会の外国籍会員でもある。 茶芸教室では中国箏の曲が流れ、昔の雰囲気を感じさせる。池内さんはいつも中国式の服を着て授業を行い、教室の中の精巧で美しい茶器はすべて池内さん自ら中国を訪問した際に選んだものである。また、生徒たちのために中国の甘いお菓子を用意する。 授業には毎回10人前後の生徒が参加する。東京23区内だけでなく、郊外から参加する人もいる。72歳の和田紀代子さんは、教室開設から7年にわたって天候に関わらず参加してきた超がつくほどの中国茶芸ファンである。彼女は中国茶文化だけでなく、中国語にも夢中になっている。中には中国に留学した経験があり、すばらしい中国語で記者と交流する生徒もいる。 授業では毎回、中国の異なる地方の銘茶が使用される。同じ産地の茶でも、異なる種類を選ぶ。池内さんは実演しながら、茶の特徴を詳しく紹介する。 説明が終わると、生徒が実演する。授業後、生徒たちは美味しい中華料理を食べながら交流し、その雰囲気はとてもよい。 池内さんは現在、第2土曜日に東京の恵比寿駅近くの中華料理店「ちょもらんま酒場」で、第4土曜日に東京近郊の川越市で、月2回の茶芸教室を行っている。1回の授業は約2時間程度だ。 この小さい茶芸教室は中国文化の窓口で、池内さんのような熱心な人が普及させることで、多くの日本人が中国文化の魅力を知ることができるに違いない。 |