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「秦始皇帝陵」最新成果 「百劇俑坑」から巨人兵も
発信時間: 2012-06-11 | チャイナネット

 

 

秦始皇帝陵博物院が9日、最新の発掘成果を発表した。2011年6月からスタートしていた「百劇俑」坑の第2回の発掘プロジェクトでは、新しい30数体の兵馬俑が発見された。色、紋様、姿と手振りなどから見ると、1999年に初めて発掘された兵馬俑と似ていて、宮廷の演芸、パフォーマンスなどに関連している。また、ただ唯一の第一号、第二号と第三号の穴から出土した兵馬俑と全く異なる陪葬穴だ。

百劇俑坑は「凸」字形をしていて、本体の長さは40メートル、西端と東端の幅はそれぞれ16メートルと12.3メートル、総面積は800平方メートルだ。今までにすでに修復された数件の俑は動き、表情、態度がそれぞれ異なっており、滑稽でおもしおかしく、当時の演芸の格好をしている。さまざまな演劇の特色が明らかに見て取れる。

この中の一つは「巨人俑」と呼ばれるもので、非常に誇張して作られており、頭部を除く身長が2.2メートル、足の大きさは32センチ。今回の発掘では、すでに基本的に平面構造、土木工事の構造と、修繕などの問題が解決され、秦始皇帝陵の陪葬制度、陵墓制度などに重要な情報・材料を提供するものになっている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年6月11日

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