レコードチャイナの報道によると、AFP通信は中国が2008年の北京オリンピックに続いて、間もなく開催されるロンドンオリンピックでもメダル争いで1位を目指していると伝えた。
4年前の北京大会では、ホスト国を務めた中国が金メダルを最多の51個獲得。特に卓球やバドミントン、水泳飛び込み、射撃、体操、そして重量挙げと、以前から強い競技で38個の金メダルを得たが、今回のロンドン大会ではさらに水泳や陸上競技などでもこれまで以上の成績を収めようとしているという。
中国政府関係者はメダル獲得数の予測や目標は避けているが、北京大会ではメダル総数が100個で、米国110個の後塵(こうじん)を拝することとなったことから、ロンドン大会では金メダル数だけでなくメダル総数でも首位を目指してくるとみられる。
中国は北京大会の開催を機に先進国と同様のスポーツ設備が充実し、4年間にわたってより進んだトレーニングを行ってきていることから、ロンドン大会でも優れた成績を残すことが予想されている。また、バスケットボールや水泳、シンクロナイズドスイミング、フェンシング、女子ホッケー、陸上競技、テコンドー、水球など多くの競技で優れた外国人コーチ、監督を招聘しており、最新のトレーニングも実施されているという。
「新華網日本語」2012年7月15日