現地時間2012年7月15日、日本の熊本県で行方不明の人を探す自衛隊隊員。日本の九州地方は豪雨の襲撃を受け、24人が死亡した。現地ではやむを得ず24万人の住民を強制避難した。
豪雨の襲撃が続いていた日本の九州北部では14日朝、再び大雨にみまわれ、河川の氾濫が起こった。現在、九州地域で約24万人の住民が避難している。
日本気象庁によると、九州一部地域の1時間あたりの降雨量は80ミリメートルに達し、気象庁では最高レベルの土砂災害早期警報を発令した。福岡、佐賀、熊本、大分の4県で約8万5000軒24万人がすでに、避難命令あるいは勧告を受けている。その中、福岡県の柳川市及び八女市で深刻な被害がでており、全市の住民が避難している。
日本国土交通省九州地方整備局によると、14日朝、大分県中津市の山国川が氾濫したほか、日田市の花月川の堤防も決壊した。大分県の広瀬勝貞知事はすでに自衛隊の救援を要請した。
7月11日から、九州北部では豪雨の襲撃が続き、河川の氾濫や土石流、山崩れを誘発、今まですでに20人が死亡し、8人が行方不明になっている。