2011年ドイツで開催されたFIFA女子ワールドカップで、アジア勢の代表チームとしては初優勝を成し遂げた「なでしこジャパン」のロンドン五輪での目標はズバリ、初の金メダル獲得。目標達成のために、なでしこジャパンは秘密兵器として身長187センチのゴールキーパー・山根恵里奈選手をサポートメンバーとして登録した。中国紙「新聞晨報」が報じた。
山根選手の身長は、日本の男子代表サッカーチームのゴールキーパー川島永嗣選手よりも2センチ高い。昨年のワールドカップの時、なでしこジャパンの平均身長は163センチしかなかったものの、すばやいパスワークでほかのチームを圧倒し、悲願の優勝を果たした。
山根選手は日本サッカー協会(JFA)が主催する将来のなでしこジャパンのゴールキーパー育成プロジェクト「スーパー少女プロジェクト」で発掘された期待の星。ただ、まだ21歳の山根選手にとって今回は、思いがけない五輪参加への選出となった。
日本女子サッカーの過去の五輪での成績は4位が最高。しかし、昨年ワールドカップを制してからは、ロンドン五輪での金メダルが最大の目標となってきた。もし、この夢が実現すれば、なでしこジャパンは世界で初めて2年以内にワールドカップと五輪を連続して制したチームとなる。
ロンドン五輪でなでしこジャパンは昨年のワールドカップ3位の強豪スウェーデンやカナダ、南アフリカと同じグループFで戦う。
「人民網日本語版」2012年7月16日