現地時間7月23日、ロンドンで朝鮮卓球チームの訓練中にメディアの撮影を拒否するコーチ
韓国選手団と同時に入場することを拒否したり(シドニー五輪から朝鮮と韓国の選手団は同時に入場していたが、今回のロンドン五輪で朝鮮選手団はそれを拒否した)、オリンピック選手村に入った後に冷面を見せたり、朝鮮選手団の言動はロンドン五輪開幕前から注目を集めている。
7月23日、中国、タイ、日本、韓国の選手団、記者、ファンたちがロンドンに到着した選手たちをうれしそうに迎える中、朝鮮選手団を出迎える4人のスタッフだけはまったく異なる表情を見せた。朝鮮選手団は取材に応じず、撮影を拒絶し、更に選手たちの到着後、ボランティアたちが選手と握手するのも禁止した。
現場に居合わせた人によると、朝鮮選手団の選手たちが登場すると、スタッフはすぐに彼らをガードし、ボランティアが求めた握手と記念撮影をきっぱり断った。「彼らは私たちと同じ星の人間ではない」と、朝鮮選手団を出迎えたボランティアは話した。
“Which Korea?”(朝鮮か?韓国か?)
“North Korea.”(朝鮮)
“Yes.”(はい)
“朝鮮選手団を出迎えるのか?”
“No。”
“朝鮮選手団の飛行機はいつ到着?”
“No。”
“朝鮮選手団の人数は?”
“No。”
“取材に応じるか?”
“No。”
“選手を取材できるか”
“No。”
これは朝鮮選手団の関係責任者との会話で、すべてが普通でないと言える。朝鮮側の責任者はほとんどの質問に「No」と首を振って答えた。「Which Korea」という質問だけで、胸に「通訳」のバッヂをつけたこのスタッフが英語力に長けていることがわかる。しかし、例外にもなく、ロンドンで接触できる他の朝鮮選手団のスタッフと同じように、今回空港で出迎えを担当したスタッフも距離を置かれていた。朝鮮選手団を出迎えるボランティアは、「彼らが午後に到着することを知っているだけで、何時に、どこから、何人来るかは知らされていない。そのため、車を何台用意すればよいかもわからない」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年7月25日