ロンドンを訪れた日本五輪代表団の中に、体操チームの3兄妹の姿があった。長男の田中和仁、次男の田中佑典は北京時間7月31日早朝、男子団体総合で銀メダルを獲得した。長女の田中理恵も女子団体総合に参戦した。成都商報が伝えた。
◆長男の田中和仁 個人総合決勝の金メダルを目指す
田中3兄妹の父は元体操選手で、引退後は体操クラブを経営している。この優れた環境により、3兄妹は体操の道を歩むこととなった。長男の田中和仁(27)は弟と妹をライバル視しており、個人総合で特に平行棒を得意としている。しかしロンドン五輪では思い通りの演技ができず、特に昨日の男子団体のあん馬では落下するというミスを犯した。今夜の男子個人総合で、田中和仁は日本を代表し参戦する。
◆長女の田中理恵 体操界の浜崎あゆみ
3兄妹の中で唯一の女性である田中理恵は、兄の影響を受け幼い頃から体操の練習を開始した。田中理恵は大きくきれいな目を持っていることから、体操界の浜崎あゆみと称されており、日本体操チーム随一の美女とされている。
◆次男の田中佑典 体操を志した理由は「仲間はずれが嫌だった」
次男の田中佑典が体操を志した理由は、一風変わっている。情報によると、兄と姉が体操を練習し、自分一人で家にいるのが寂しかったため、体操を始めたという。田中佑典の鉄棒の技術は、主将格の内村航平を上回るほどで、日本チームで最も潜在力の高い選手として、海外から注目を浴びている。
「人民網日本語版」2012年8月1日