ロンドン五輪は6日、卓球女子団体の準決勝を行い、2連覇を狙う中国が3‐0のストレートで韓国を下し、順当に決勝に駒を進めた。中国チームは決勝で日本の福原愛選手、石川佳純選手、平野早矢香選手の挑戦を受ける。中国の施之皓コーチは「油断できない。選手が出場する順番をきちんと考えなくてはいけない」と手綱を締め直した。北京のタブロイド紙「京華時報」が報じた。
施コーチは「女子団体の試合では、日本もシンガポールも、中国にとっては最大のライバル。非公開の練習でもライバルと位置付けて練習してきた」とし、「福原選手や石川選手はここ1年で急成長した。我々は絶対油断できない。準決勝で日本チームはシンガポールに1セットしか取られておらず、強い実力があることを見せつけた。本当に力を付けている」と警戒。「日本チームのパフォーマンスには驚かされ、日本チームを見る目が変わった。我々は戦う準備をきちんとしていなければならない」と強調した。
日本との対戦に関して、個人の試合の金メダリストで、先頭を切って出場することが決まっている李暁霞選手は、「自分はコーチの指示に従う。1番目や3番目、どの順番で出場するにしても、チームとチームメートを信じている。日本は比較的若いチームで、体力もテクニックも備えている。苦しい戦いを覚悟して臨む」と気持ちを引き締めた。
試合予定時間:北京時間8月7日夜10時30分(日本時間同11時30分) 五輪女子卓球団体決勝中国-日本
「人民網日本語版」2012年8月7日