▽20万人が一時避難
水害防止指揮部は、台風11号は、上海沿海地域に暴風雨をもたらす可能性が高いと見込んでいる。現時点における気象部門の予測によると、7日夜の最大風速は、上海市街地で8-10級(風速17.2-28.4メートル)、長江河口地域で9-11級(風速20.8-32.6メートル)、海上では10-12級(風速24.5-32.6メートル以上)にそれぞれ達する見込み。また、今回の台風によって、100-250ミリの降雨がもたらされる見通し。
台風に備え、一時避難する人は20万人を上回る。一時避難は、過去にいくつかの大型台風が到来した時にも行われた。2005年の台風9号「マッツァ」が上海に上陸した時には、16万人あまりが避難した。2007年の台風12号「韋庶ァ」の時には、上海市民32万6千人が一時避難した。
「人民網日本語版」2012年8月7日