ロンドン五輪の熱戦が伝えられる中、中国人も8月8日の「全民健身日」(体育の日)を迎えた。人民日報海外版が伝えた。
「毎日1時間の運動で、健康な一生を送る」は、すでに単なるスローガンではなくなった。データによると、第11次5カ年計画(2006-2010年)の最終年、中国人の平均寿命は73.5歳となり、5年前を1歳上回り、過去20年間で約5歳延びた。第12次五カ年計画の概要は平均寿命を初めて「予期性の指標」とし、第12次五カ年計画(2011-2016年)の最終年に、中国人の平均寿命を74.5歳とする目標を掲げた。2020年に、この数値は77歳に達すると見られる。
平均寿命の延長は、社会・経済および医療・衛生の発展水準の安定向上を反映する。生活の質の向上に伴い、人々は「健康的な長寿」を求めるようになった。
◆平均寿命の延長、医療サービス水準が向上
世界銀行の統計データによると、1960年の中国人の平均寿命は43.46歳であった。半世紀の時を経た2010年、中国人の平均寿命は73.5歳に延長された。中国衛生部の陳竺部長は、「2020年までに中国人の平均寿命が77歳に延長され、中等発展国の水準に達する」と述べた。 2009年4月より、医療衛生体制の全面的な改革が初歩的な成果を得ている。また医療改革の推進に伴い、都市部・農村部および地域の医療衛生の計画的な発展が加速し、都市部・農村部の健康水準の差が縮小されている。
「人民網日本語版」2012年8月8日