「第1回インド中国語教育円卓会議」が9日にニューデリーで開催された。本会議は、ネルー大学中国語・東南アジア学部の主催によるもので、参加者は、インドにおける中国語教育の現状と将来性、教授法、ニューメディア運用、大学間協力などの各議題をめぐり、活発な討論を繰り広げた。人民日報が伝えた。
ネルー大学中国語学部のB. R. Deepak教授は、「インドでは、中国語学習熱がますます高まり、中国語を教える学校が増えているが、研究資源の補充や教材の更新、奨学金による支援強化など課題を抱えている」と指摘した。インド国内の各大学院・大学では、妥当な時期に中国語教材を更新することは行われておらず、関連研究の資料やデータベースも全く不足しており、言語と学科の関連付けにも大きな問題がある。また、両国政府や教育機関が提供している奨学金プロジェクトも、配分額があまりにも少ない。
「人民網日本語版」2012年8月10日