米国人高校生 日本の学校生活には自由がない②

米国人高校生 日本の学校生活には自由がない②。

タグ: 留学,文化

発信時間: 2012-08-10 16:48:07 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本の学校の校則やさまざまな規則は、米国人からすれば自由を奪うように見えるが、このような環境で育った日本人の多くはそう思わない。日本で育った人が米国に行けば、自分のために尽くしてくれる社会がなく、恐怖と不安にさいなまれることだろう。日本人の多くは、米国社会は競争が熾烈で、疲れがたまり、安心感を得られないと感じている。80年代に多くの日本人が米国で留学したが、卒業後はほとんどが日本に帰国した。過去10年間、米国で長期留学を行う日本人の数が減少しており、2011年には約2万人となった(中国での日本人留学生数は14万人)。

いかなる社会においても、学校は知識を授ける責任を負う他、文化を伝承する重責を担っている。学校教育はその国の文化を具体的に示しており、経済・政治と協調し相互補完できれば、成功した教育と言える。しかしグローバル化に伴い、経済・政治に急激な変化が生じており、各国の文化・教育が大きな課題に直面している。日本社会が現在最も懸念しているのは、次の世代が「人のために尽くす」ことを拒み、「人から尽くされる」のを期待することだ。米国社会の悩みの種は、人々が「自由」を求めるばかりで、その自由に対して責任を負う能力を持たないことだ。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年8月10日

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