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japanese.china.org.cn | 13. 08. 2012

一生に一度は行くべき観光スポット 仙境のような八月の黄龍

タグ: 黄龍,高山病,五彩池

 



 

綿綿羊のブログより

有名な観光地である黄龍は、四川省阿ハチベット族羌族自治州松潘県にあり、西は松潘県から56キロメートル、東は平武県から122キロメートル離れている。総面積は4万ヘクタール。

黄龍溝は有名な観光地域で、岷山の中心となる山である「雪宝頂」のふもとに位置し、世界生態圏保護区、国家地質公園、国家5A級観光地などの称号を獲得しており、面積は700平方キロメートル、黄龍と牟尼溝2つの部分から構成される。

黄龍観光勝地は海抜3000メートル以上で、最高の観光スポットである五彩池と、黄龍寺は約3500メートルもある。

筆者は8月初に、この仙境のような観光地を訪れる機会を得た。北京から急に海抜が高い地域に到着すると、確かに気分が悪くなるときもある。黄龍の高度、温度、天気は事前に調べていたものの、現場に到着してから想像以上に地上とは違うと感じた。中国の広さを改めて体験した。中国では、すべての観光地にはその土地なりの特色があって、人文風俗はもちろん、雲も、空気も、大地も全部違うと感じた。

眼を向けたところはどこも緑、青い空と白い雲、そして周りの笑顔溢れる観光客、かわいい子供、元気いっぱいの高齢者たち、今思い出してもほんとうに幸せなことだと思う。

黄龍へ旅行したいと思っている日本人観光客は、朝と夜の温度の差、紫外線、高山病などに気をつけて対策をしなければならない。

盛夏だが、朝と夜の黄龍は非常に寒く、飛行機に搭乗したら「九寨溝黄龍空港」に到着するまでに暖かい服に着替えた方がよい。もし、厚い服を持ってくるのを忘れたら、心配しなくても空港で買える。また黄龍観光地の近くでも借りられる。(1日は50元、約615円)。そして、日焼け止めクリーム、傘、温かい飲み物、高カロリーの食べ物(たとえば、チョコレート)などが必要だ。

まずケーブル・カーで山登りして、そして約1時間の徒歩で最高のところである「五彩池」に到着できる。最初から徒歩で山登りをしたら、約3~4時間必要だ。

途中で、無料の酸素補充ステーションがある。もし体の調子がよくないと思ったら、駅で酸素を吸って、しばらく休んだほうがいい。無料だが、衛生のために一人1元のストローが必要だ。

今みんなに知ってほしいのは、高山病についてだ。筆者は通常とても体が丈夫だが、行く前に友達の提案によって「紅景天カブセル」(酸欠を予防する漢方薬)を服用していたのだが、黄龍で2時間の山登りをしたところで比較的に海抜が低い地域に到着してすぐにまず頭は痛くなって、とても眠たくなり、こめかみも痛くなって、気分が悪くなった。後で急に吐いた!現地の運転手さんによると、平原からやってきた観光客の多くにこのような症状が出るという。はやめに「紅景天内服液」を飲んで、車で寝てはいけない、また、観光する前にちゃんと寝た方がよい。そうしたら、大体大丈夫だ教えてくれた。

人によって体の状況はちがうので、通常丈夫な人にも高山病の危険があるかもしれない。その日、ある70歳くらいのおばあさんは筆者より早く前に進んで、全然大丈夫だった。非常に恥ずかしくて、気分も悪かったが、このすばらしい美しい景色を観賞することができたので、具合が悪かったこともたいしたことではない。人生の大切な記憶の1ページだといえるだろう。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年8月13日

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