わさびの辛い味に耐えられない人は多いが、わさびは日本の料理に欠かせない調味料である。日本人は刺身を好む。わさびには殺菌効果があるため、刺身を食べる際につけることで殺菌と調味の両方の効果が得られる。
わさびの刺激は口などの外部器官だけで、胃腸への影響はない。
わさびの学名は山葵で、日本で最も代表的な調味料の1つである。日本では刺身と一緒に食べる以外にも多くの食べ方がある。例えば、そばや漬物がある。そのほかに、加工されたわさびポテトチップスもある。
山葵は谷間や川の近くで育ち、水質がよく冷たい場所が生育に適している。肥料がいらないだけでなく、特別に注意することもないため、環境汚染をもたらさないグリーン食品である。
わさびをおろした後にしょう油につけると、元の風味はなくなる。そのため、美食家は一般的に、わさびを刺身につけ、それをしょう油につけて食べる。
わさびは和食の調味料だが、中華料理と西洋料理にはよくからしが使われる。からしは口当りが柔らかく、日本でもよく見かけるがわさびほどの人気はない。わさびは日本製で、からしは外来品であるためだろう。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年8月23日