ロンドン現地時間30日に行われたロンドンパラリンピックR2-SH1クラス女子射撃10メートルエア・ライフル競技に出場した中国の張翠平選手は、計500.9点という抜群のスコアを残し、中国に今大会初の金メダルをもたらした。これは、今パラリンピック大会の金メダル第一号ともなった。人民日報が伝えた。
今年25歳の張翠平選手は、河北省邯鄲市出身。3歳の時に小児麻痺のため、下半身が不自由になった。2006年に国家身体障害者射撃チームに入った張選手は、2010年の世界障害者射撃選手権大会で、金1、銀2、銅3のメダルを獲得した。今大会の予選では393点を出し、韓国選手が持っていたパラリンピック記録393点を塗り替えた。さらに、決勝戦では、韓国選手のもつ世界記録499.3点も更新した。
張選手は2007年以降、河北省一等功臣、省市模範労働者、「三ハ紅旗手」などの栄誉ある称号を次々と受賞、「五四青年」表彰メダルも獲得した。