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深山の「サルのボス」
発信時間: 2012-09-04 | チャイナネット

 

 

 

羅起躍さんは元広西鳳山県電業公司の幹部で、1997年に退職した後、広西壮(チワン)族自治区鳳山県喬音郷久隆村巴臘屯に戻り、屯全体の12世帯を率いて「退耕還林」(耕作地を森林に戻す活動)などの生態回復建設を始めた。現地の生態的環境が改善するのに伴い、山のサルも増加し、住民が育てる農作物の被害も拡大した。人間とサルの共存を目指して羅さんは2002年から住民と共にサルを山から「下ろし」、決まった場所で飼育することにした。羅さんも管理員となり、村人から「サルのボス」と呼ばれている。同地のサルは現在300頭以上となり、現地のエコツーリズムの目玉の一つとなっている。「新華網」が伝えた。

「人民網日本語版」2012年9月3日

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