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japanese.china.org.cn | 13. 09. 2012

iPhone 5発表 1台購入で米GDPに400ドル貢献

タグ: アップル社,iPhone 5

 

12日、米国アップル社はスマートフォンの新モデルiPhone 5を発表した。今までの機種と比べると、明らかなちがいは大きくなったディスプレーのサイズ、機体はより薄くなり、また通信速度がより速く、LTE技術を初めてサポートしている点だ。

新モデルのiPhone 5はアルミニウム合金とガラスでケースが作られており、機体の厚さはわずか7.6ミリメートル、重さは112グラム、iPhone 4Sよりも18%薄く、重さは112gと20%軽くなった。これまで発表されているスマートフォンで、一番薄くて軽い携帯電話となり、またLTE高速無線通信標準をサポート可能なのははじめてだ。このLTEは第4代移動通信(4G)技術と言われている。

アップル社によれば、新モデルは9月21日、真っ先に米国、オーストラリア、フランス、中国の香港地域など9カ国・地域で発売される。市場分析のHISがこのほど発表した報告によると、アップルが販売しているスマートフォンは、今年第2四半期の販売量が第1四半期より大幅に下がった。重要な原因は多くの消費者が新モデルの登場を待って、購買を遅らせていることによる。同社の専門家は、iPhone 5の登場が今後、スマートフォンの販売を刺激して、今年第4四半期に反発が現れ、世界スマートフォンの販売数促進に貢献するだろうと指摘している。

1台購入で米GDPに400ドル貢献

iPhone 5は第4四半期に800万台が発売される予定で、1台で米国のGDPに400ドル貢献する計算になる。1年で、GDPが128億ドル上昇し、0.33%の成長に相当する。米国を救うには、スターウォーズなどのような壮大な事業計画は必要ではなく、アップル社で十分ではないだろうか。

同時に、アップル社の第2の大市場となった中国で、アップルストアやネットショップで予約活動がスタートした。深セン市のある販売者によると、彼らはすでに80台の予約を受けている。価格は1台6900元だ。(約85000円)

この状況から見れば、iPhoneの神話は依然として続いている。経済学者はiPhone5の販売は米国GDP成長を0.25%~0.5%牽引可能だと指摘した。楽観的な人は、アップル社だけで十分だと思うが、悲観的な人はなぜアップルような会社が一つしかないのかと嘆く。また、一部のアナリストは、iPhoneが初めて発表されてからすでに5年間が経つが、iPhone5発売が米国経済を救う中核の力にと期待されている点から、米国経済の疲弊がわかると指摘する。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年9月14日

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