ベンガジ米国領事館で歩兵銃を手に燃える自動車の前に立つ武装分子
遭難したリビア駐在のスティーブン米国大使
リビア駐在米国大使は9月11日、リビアのベンガジで襲われて死亡し、米国外交史において大きな悲劇となった。米国のヒラリー国務長官は「この恐ろしいニュースを耳にして、私たちの心は砕けそうだ。」といった。
その日、同時にエジプト駐在米国大使館も襲撃を受けた。抗議者は「私たちはみんなビン・ラディン」のスローガンを読んだことは、世界メディアを衝撃した。米国は「911事件」11周年を記念する時、ベンガジとカイロの反米を訴える民衆はこの血生臭い「暴力の夜」を利用して、自分たちの感情を表現した。
中東のムスリムの怒りを巻き起こしたのは、ある「イスラムの先覚者をけがした」と言われる米国映画である。この映画は「911事件」をテーマとした映画で、ここ数年、米国大使館は世界各地で数多くの抗議を受けてきているが、直接的なテロの攻撃は反米勢力が強い国でも珍しく、今回の流血事件はかつてリビア革命堡塁であるベンガジで発生している。
「ニューヨーク・タイムズ」によると、中東革命は、この地域にもたらした大きな変化が人々の米国に対する憎しみを消し去ることはない。一部分の西側メディアは、ムスリムの反米の気運はおそらく「始まったばかり」と懸念を示している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年9月13日