杭州市第2人民病院で13日、治療を受けた後に警察の証拠写真撮影に応じる愈蘇松さん(58)
13日に行われた杭州西湖博覧会の開幕式の花火大会で、杭州運河エリアの観客席に花火が飛び込み、100人近くが負傷した。花火大会は西湖博覧会の定番行事で、今年は西湖と運河の両エリアで行われた。京華時報が伝えた。
■花火が火の玉のように突進してきた
午後8時15分頃「運河広場C区の花火大会会場で、花火が観客席付近で爆発。負傷者はみんな地面に倒れ、あたりは悲鳴に包まれた」との情報がネットに流れた。
事故を起こしたのは水中花火。水中から上がる過程で、河面から岸辺の観客席まで飛んできた。負傷したある女性は当時、運河エリアのA区20列に座っていた。「花火は空へ上がるのではなく、直接水平に突進してきた。ゴムボールほどの火の玉だった」。彼女が穿いていたスカートの左側は燃えて大きな穴が開き、左手も負傷した。