報道によると、上海から1 500人の中国人観光客がイタリア籍の大型客船「ビクトリア」で20日に日本に到着した。しかし22日に各主要旅行会社に取材したところによると、現在、日本への観光は依然として停止状態にあり、1500人の観光客が日本を訪れたことは日本観光の再開を意味していないことがわかった。
旅行会社・環境国旅の関係者によると、大型客船「ビクトリア」の最大定員数は2394人で、1500人の乗客はたった60%で理想とはいえない。「日本側が1500人の数字で宣伝しているのは誇大宣伝の疑いがある」。日本側は多くの中国人観光客が日本へ観光し、現地の経済を牽引してほしいと希望しているのだ。
外交部(外務省)の洪磊報道官は22日、この問題に対して、最も重要なのは日本側が釣魚島問題に誤りを正し、交渉により論争を解決することに努力することだと発言している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年10月23日