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japanese.china.org.cn | 31. 10. 2012 |
右の写真は10月29日に姿を現した李雪主、左は8月の彼女の様子
朝鮮政府メディアは10月29日、朝鮮最高指導者である金正恩氏の活動を報道時、2回も夫人の李雪主(イ・ソルジュ)と一緒に出席したことに言及し注目を集めた。韓国メディアによると、50日間、行方不明だった李雪主が今回、再び姿を現した。朝鮮メディアは最高指導者の活動のほかに、これまでと同じように政治思想教育、朝鮮各地の経済、科学技術での成果を宣伝している。
朝鮮中央通信社の10月29日報道によると、朝鮮最高指導者である金正恩氏と夫人の李雪主は、この日、金日成体育場で第12回人民運動会の男子サッカー決勝戦を観賞。同日、また、金日成軍事総合大学創立60周年記念の牡丹峰楽団公演を観賞した。金日成軍事総合大学は金正恩氏の母校であり、また朝鮮軍事教育の最高学府で、朝鮮人民軍軍事指導者を専門に育成する教育機関である。創立60周年を記念して、金日成軍事総合大学では金日成と金正日の銅像の除幕式を行い、この式典に金正恩氏は出席した。
朝鮮「労働新聞」は10月30日にも、この2つのニュースを報道している。内容は朝鮮中央通信社と同じで、金正恩氏と李雪主夫人が出席した写真を発表している。
李雪主は今年7月から8月にかけ金正恩氏と様々な現場指導活動に参加していたが、9月から突然行方不明になり、多くの憶測を引き起こしていた。これに対して朝鮮メディアはまったく報道と評論をしなかった。朝鮮最高指導者と家族に対しての報道が、公開されておらず、報道、評論しないのは朝鮮メディアの従来のスタイルである。
しかし、朝鮮メディアの10月30日報道によると、50日を経て李雪主が再び登場している。写真で見る限り、李雪主は7月初と比べ、大きな変化がある。その日、彼女はベージュの長いオーバーを着ており、腰周りが少し太っているように見える。韓国政府関係者によると、李雪主はこの前の登場より、顔がむくんでいるようで腹部もふくよかになっており、太った体を覆い隠すため長いオーバーを着ているのではないか、妊娠で公的な活動を一時停止していた可能性があるといっている。
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「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年10月31日
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