iPhone5は発売より、デザインやアプリに対する批判にさらされている。これらのマイナス情報が、アップルの足を引っ張る形となった。米市場分析会社Strategy Analyticsが10月31日発表した調査データによると、2007年の発売以来、西欧・米国市場のユーザーのiPhoneに対する忠誠度が初めて低下した。北京商報が伝えた。
データによると、西欧のiPhoneユーザーのうち、アップルの次世代スマートフォンを購入したいと表明したのは75%となった(2011年の88%から13ポイント低下)。米国の場合、これが2011年の93%から88%に低下した。
Strategy Analyticsのアナリストは、「新商品の革新不足によるマイナス報道を受け、忠誠心の高いユーザーが次世代iPhoneを購入すべきか迷い始めている。その一方で次世代iPhoneを購入するとは限らないとするユーザーは増加しており、アップルが警戒を強めている」と指摘した。
iPhone5は新通信規格の「LTE」が注目されただけで、その他の革新がまったくなく、まるで自動車のロングホイールベース化を真似したかのようだ。「弱り目に祟り目」というが、サムスンは昨日再びアップルを提訴し、iPhone5が8種の特許を侵害していると主張した。
「人民網日本語版」2012年11月3日