7月6日、1964年に、素粒子の「質量の起源」を説明する電弱理論における対称性の破れ(南部陽一郎の対称性の自発的破れが原型)の理論を提出したイギリスの理論物理学者ピーター・ウェア・ヒッグスがエジンバラ大学で記者会見に出席した後、記念写真を撮った。7月4日、欧州合同原子核研究所(CERN)が今まで知られていなかった新粒子をかなり高い信頼性で発見、物質に質量を与える(つまり「重さ」がある理由)と考えられている素粒子として考えられており、その存在が予言されていた「ヒッグス粒子」とほぼ同じであることが発表された。