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japanese.china.org.cn | 22. 02. 2013 |
先週、隕石の雨に見舞われたロシアでは、深刻な被害の実態が日増しに明らかになっている。英紙『デイリー・メール』2月21日付の報道によると、「隕石が落下した瞬間、核爆弾による攻撃に遭ったのではないかと思った」と話したロシアのプロカメラマンは、それでも本能的にシャッターを切っていたという。そして、隕石が上空を横切る最も美しい瞬間が収められた。
31歳のMarat Akhmetaleyev氏はプロのカメラマンである。先日、三脚を組み立て、カメラを固定するや否や、Marat氏は突然、落下する隕石の燃え盛る炎が、清々しい朝の空を眩しく照らす瞬間を目の当たりにした。隕石は丁度カメラを固定した位置の上空を横切り、恐ろしさに震えながらも、Marat氏は本能だけでシャッターを押していた。
「閃光がこれ以上ないほどに煌びやかに光ったとき、顔が焼けるように熱くなり、眩しさのあまり、目も痛かった」とMarat氏は取材の際に話している。「あの時は、パニックになった。無意識に、あれは隕石ではなく核爆弾だと思った」という。閃光が光った約2分後、広島に原爆が落ちたときよりも30倍のエネルギーを放って隕石が爆発したとき、Marat氏は巨大で鮮明な爆発音を聞いた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年2月22日
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