米国人のウォーカーさんは、成都の美しい環境やゆったりとした生活に魅了され、成都で住宅を購入。不動産登記に行った時、中国名で申請しなければならないことを知った。ウォーカーさんさんは考えた末、憧れている孔子の「孔」と、中国文化の象徴である「龍」を合わせて、「孔龍」という名前を考えた。
成都の公証機関によると、7月から今までに10人ほどの外国人が中国名で登録したという。こうした人たちの多くは、欧米からやって来た中国文化に夢中で、孔子に憧れている人たちで、音訳した中国名を使わず、孔龍のほか、孔繁文や孔中、孔祥などの中国名を使っている。
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不動産登記は必ず中国名で
2008年7月1日から実施され始めた「不動産登記弁法」によると、不動産登記には必ず中国の名称や名前でなければならない。申請者が提出した書類が外国語の場合、必ず中国語の翻訳文を提出しなければならない。代理人を通して登記をする場合、代理人は依頼書と身分証明書を提出する必要がある。また外国に住んでいる人が、代理人を通じて不動産登記をする場合、その依頼書は必ず中国の関連規定に従い、公証や認証手続きをしなければならない。
「チャイナネット」2008年12月17日