北京市民は今後、携帯電話で999番をプッシュすることで、999指揮センターが通報者の位置を正確かつ具体的に判断し、救急車が迅速に現場に向かい、応急手当や救助を行うことが可能となった。「新京報」が伝えた。
位置精度の誤差が数十メートル以内であるため、通報人を探しだせずに応急手当が遅れるといった状況が回避できるようになった。しかし、警察への通報機能は今のところ「中国移動(チャイナモバイル)」携帯ユーザのみが対象となっている。北京市赤十字会の張進存副会長によると、このシステムは現在インストールを完了しデバッグプロセスにあり、今年末には運用スタートの予定という。
「人民網日本語版」2007年6月25日
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