北京首都国際空港は16日、第3滑走路の路面整備工事が完成し、現在、滑走路の標識吹きつけや誘導ライトの設置が行われていることを明らかにした。新滑走路は9月に安全点検の飛行が行われ、10月末にはテスト運行に入る。
第3滑走路の建設工事は、同空港拡張工事の重要な部分で、総投資額は2億元近くになる。新滑走路が稼動すると、滑走路ごとに毎時30便の受け入れが確保でき、3本の滑走路で同時に毎時90便の発着が可能になる。
このほか、新滑走路には先進的なⅢ類精密接近システムが配備される。これは中国では現時点でもっとも先進的な発着陸誘導システムとなり、滑走路の視界距離200メートル以下という悪天候下でも、発着陸ができる。
「人民網日本語版」2007年7月11日
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