北京空港の電話案内、3回鳴るまでに応答

北京首都国際空港が29日公表した内容によると、空港内のレストラン、ショップ、搭乗待合い、預け荷物などの面で14種の改善を推し進めることを公約した。「北京晨報」が伝えた。

北京首都国際空港の24時間対応のテレフォンセンター（010－64541100）は、呼び鈴が3回鳴るまでに応答するよう定めている。

また、同テレフォンセンターが提供する情報案内サービスが、ボタン操作による自動案内になった。これで、利用客が職員による案内に殺到することが避けられる。さらに航空会社ごとの案内サービス電話が提供され、空港のウェブサイトも公開されている。これにより、空港利用客はいくつものルートで情報を得られ、つながらない電話にイライラすることがなくなりそうだ。

首都空港売店の商品の品質や価格が市内並みに

北京の首都空港は29日、2008年開催の北京五輪に向けてよりよいサービスを提供すると宣言した。具体的には▽年内に空港売店の商品やレストランの品質や価格を市内の同様店舗並みにする▽五輪開催期間中、旅客全体の95％を占める一般旅客について通関時間を3分以内にする▽一般旅客のボディチェックなどの待ち時間を10分以内にする――ことなどを実施する。

航空会社もサービス改善に乗り出す。中国国際航空をはじめ各社は▽飛行機が遅延した場合は、最低でも30分に1回は乗客に状況説明を行う▽航空会社側の原因により2時間以上の遅延を生じた場合は、食事時間に乗客に無料で食事を提供する▽航空会社側の原因により国内線で4時間以上の遅延を生じた場合は、休憩・宿泊場所を手配して乗客に無料で提供する――ことなどを承諾した。

「人民網日本語版」2007年8月30日