北京五輪メダル協賛会社であるBHPビリトン社(豪・英)筋によると、2008年北京五輪の6000個のメダルを制作するための金、銀、銅などの原材料は、すでに上海の中国印鈔造幣総公司(すべての紙幣と硬貨を作っている国有会社)に運ばれ、メダルの制作がまもなく始まることになっている。
北京五輪のメダルはこれまでの五輪大会のそれより大きくなり、玉が嵌られる。金メダルは銀製で金メッキのものであるが、銀メダルと銅メダルは純銀と純銅である。また、BHPビリトン社は6万個の記念メダルを制作し、コーチなど北京五輪に貢献した人々に贈与することになっている。
BHPビリトン社中国エリアの戴堅定総裁によると、2008年4月までに北京五輪のすべてのメダルと記念メダルの制作が完了し、メダルのベルト、証明書、パッケージとともに北京五輪組織委員会に交付される予定である。
「チャイナネット」 2007年9月29日 |