北京の地下鉄5号線が7日午後2時、試運行を開始した。北京を南北に貫く5号線は、南の豊台区宋家庄、北の昌平区天通苑の間を結び、総運行距離が27.6キロ。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
5号線の車両は塗装をせず、ステンレス鋼を使用するなど軽量化が図られた。国内で同型の車両が導入されるのは初。車内の空間は従来型の車両より広く取りながら、空調システムは増強された。
車内に取り付けられた液晶画面では地下鉄の走行位置が分かるほか、オリンピック期間中には試合の生中継が見られるようになる。
路線の各駅はスペースを最大限に利用してエスカレータ154基、障害者用エレベータ35基、障害者用昇降台28基などが設置された。
写真(1):5号線・雍和宮駅の様子(7日、以下同)
写真(2):大屯路東駅のホームに入る車両
写真(3):車両到着時間を示すディスプレイ
写真(4):バリアフリーを示すマークが見える(天通苑駅で)
「人民網日本語版」2007年10月8日
写真(1):5号線・雍和宮駅の様子(7日、以下同)
写真(2):大屯路東駅のホームに入る車両
写真(3):車両到着時間を示すディスプレイ
写真(4):バリアフリーを示すマークが見える(天通苑駅で) 「人民網日本語版」2007年10月8日