国際バレーボール連盟(FIVB)のアコスタ会長が6日に明らかにしたところによると、国際バレーボール連盟は2008年の北京オリンピックに向け、2種類の新型公式試合球を設計しており、この2種類の公式試合球はワールドカップバレーで試用され、いずれかが選択される予定という。
アコスタ会長は、「スポンサーのMIKASA社と共同で研究製作した新型の公式試合球を各チームに試用してもらい、意見を出してもらう予定だ」と述べている。
アコスタ会長はまた、「バレーボールは全ての球技の中で初めてカラーボールを使用した競技であり、今また新しい試みをするときが来ている。新しく用いるボールは外観が美しいだけでなく、ハイテク技術も盛り込んであり、選手がボールを打ったときの感触を更によいものにしてある。我々は北京オリンピックで新型の公式試合球を使用する予定だ。バレーボールの北京オリンピックにおける主な変更点となるだろう」と述べている。
このほかアコスタ会長は、国際バレーボール連盟は各国リーグに参加する各クラブチーム内の外国籍選手の数を制限する予定であることを明らかにした。優秀な若い選手をなるべく早く大会に参加させるためだとした。初期的な構想として、各チームの外国籍選手は最高3人までとし、同時に試合に出場できるのは2人までとする案がある。
「人民網日本語版」2007年11月7日 |