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北京五輪開催まで
新工人体育場「無影照明」で夜間の選手の影が消滅

2年にわたる改造工事を経て完成した新しい工人体育場は収容人数6万2千人、建築総面積8万平方キロメートルの北京五輪サッカー競技場に生まれかわった。「新京報」が伝えた。

▽ M7級地震にも耐震可能

新工人体育場の各フロアー間には、灰色をした鋼製の箍(たが)がはめ込まれ、歴史的建築にモダンな雰囲気が加味されている。改造工事担当者は、「工人体育場の補強は、マグニチュード7級レベルの地震に対する耐震性基準に基き進められた。補強工事には炭素繊維の補強材、地震エネルギー吸収器材による衝撃吸収技術、体外衝撃応力技術などが採用され、国内の構造補強工事としては最も高度複雑な工事のひとつとなった」とコメントしている。

▽「無影照明」で「人影」消滅

新工人体育場の照明が記者の関心を集めた。改造工事担当者は、「これは無影照明と呼ばれる。この照明により、夜間試合でも人影やその他の影によって観客の視線が遮られることがなくなる。一般のスタジアムでは四隅に照明が備え付けられているが、それを多立体の照明に替えることで点照明から面照明に変わり、自然な影を消滅することができた」と語った。

▽超大型スクリーン、場内外に方向転換可能

体育場北側の観覧席には、北京オリンピックとその後の各試合のために、立起回転する超大型スクリーンが備え付けられた。体育場担当者は、「オリンピック競技の開催中はこのスクリーンを場内に向け、試合情報を放映する。また、試合がない時には、180度回転させ場外に向け、情報を放映する」と紹介した。

「人民網日本語版」2008年2月29日

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