北京市朝陽区の程連元・区長は8日午前、朝陽区の五輪会場が集中する地域に住む住民に対し五輪開催期間中、会場周辺を出入りする際、臨時通行証(自動車も含む)の提示を指定することを明らかにした。北京の日刊紙「京華時報」が伝えた。
程区長によると、五輪競技の43%が朝陽区で行われる。五輪開催時に朝陽区は試合内容や五輪専用送迎車の通行ルートを含めた試合の状況をメディアを通じて発表する。同時に、五輪専用送迎車のために専用ルートを設け、出場選手が決まった時間に目的地に到着できるよう手配し、重要な競技会場周辺には専用道を設ける。このため、朝陽区では五輪会場付近の住民のために臨時通行証を発行する見通しだという。この作業は現在、着々と進んでおり、五輪開始の10日前頃には配布される予定。
「人民網日本語版」2008年4月9日 |