北京郵区中心局の郵便物仕分け現場では現在、北京オリンピック組織委員会や五輪競技場、選手の宿泊地に宛てた郵便物の万が一に備え、駅の構内に入る前のセキュリティチェックと同じく、五輪関係の郵便物はすべてX線検査装置を通している。「新京報」が伝えた。 同局の郵便物仕分け現場では5日、X線検査の作業が行われていた。職員は北京オリンピック組織委員会や五輪競技場、選手の宿泊地に宛てたすべての郵便物を安全検査装置のベルトの上に載せ、セキュリティチェックを行う。職員は「この装置は駅にあるX線検査装置と同じもので、X線に通して郵便物の中に危険物がないかどうか大体の識別ができる」と紹介した。五輪関係の郵便物は現在、ほとんどが北京オリンピック組織委員会に宛てたものだという。 荷物の中に爆発物や生物・化学剤、その他の危険物が発見されれば、郵政部門はただちに公安当局に通報し、防爆シートで処理することになっている。 「人民網日本語版」2008年5月6日 |