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秦皇島、五輪の大気対策で煙突を撤去
発信時間: 2008-06-23 | チャイナネット

 
  河北省環境保護局によると、同省は今年上半期、都市部の地域暖房供給範囲内で、点在する石炭燃焼ボイラーを全部撤去し、煙突1160本を廃棄処分とする方針だ。環境保護の排出基準に達しない煙突は期限を設定して整備を進め、省内の全ての煙突が基準に達するようにし、北京五輪の開催に向けて良好な大気環境を作り出すことを目指す。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

  「五輪関連7都市」と呼ばれる同省の石家荘、保定、廊坊、唐山、承徳、張家口の各市と五輪共催都市でもある秦皇島市の7市は、環境面で五輪全体に対し大きな役割を担う。大まかな統計によると、現在同省には3万本近い煙突があり、工業排煙や生活排煙を行っており、うち12.4%が排出基準をクリアしていない。

  このため同省は「排煙設備の総合的整備に向けた行動プラン」を策定し、都市部建設エリアと近郊エリア、製錬、建築材料、化学工業など27業界が集まる工業地帯、高速道路・国道・省道の沿線、風景名勝区や観光区の周辺の可視範囲内などにある高さ15メートル以上の煙突を、すべて今回の撤去の対象とした。 

  「人民網日本語版」2008年1月24日



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